WatchdroidでのUIのメモ

2021 0306追記。電話受信時分。

2021 0310追記。

 

自分用メモですが、もしかするとWatchDroidを使用している人には参考になるかもしれません。各UIでのActivityと操作ボタンのUI elementなどです。これらを用いればWatchdroidがどの状態であるか判別出来ますし、自動操作マクロが作れます。なお、UIの言葉みる限り、作者の人はイタリアあたりの人なんかな…。微妙に読めん。

 

Ver. 15.11.46.15の場合です。

 

Watchdroid Assistantのパッケージ正式名

Package:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant"

 

 

Watchdroid Assistant起動時の画面

 アクティビティ

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant.WDPD"

※アクティビティを指定することでWatchDroidがどの画面を開いているか判別出来ます。

 

 

通知履歴に入るボタン

UI Element Class:

"android.widget.ImageView"

※これは単に画像あり動作ボタンを意味するだけのものです。他のアプリ含めて同様な画面に表示されるボタンは同じようなクラスを持ちます。以降、classはなくともボタン指定可能ですので省略します。(少なくともAutomateはIDのみ指定でOK)

 

UI Element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageViewPantGenericaLinCentIzq"

※こちらが基本的にボタンを指定するIDです。

 

 

音楽操作へ入るボタン

UI Element Class:

"android.widget.ImageView

 

UI element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageViewPantGenericaLinSupDer"

 

 

心拍数測定、歩数履歴に入るボタン

UI Element Class:

"android.widget.ImageView

 

UI element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageViewPantGenericaLinCentDer"

 

 

 

通知履歴画面内では

アクティビティ

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant.WDPNL"

 

バックボタン

UI element class:

"android.widget.RelativeLayout"

 

UI element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/relativeLayoutPantVolverGenericoLista"

※履歴から通知を開いた場合からの戻るボタンも同じもIDです。どうも通知履歴内部での処理は同じ名前のものが多く、マクロ処理は簡単ではなさそうです。

 

 

音楽操作画面内では

アクティビティ

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant.WDPCRMC"

 

次の曲ボタン

UI Element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageButtonPantControlRepMusicaCoverProximo"

 

前の曲ボタン

UI Element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageButtonPantControlRepMusicaCoverPrevio"

 

再生/停止

UI element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageButtonPantControlRepMusicaCoverPlayPausa"

 

音量アップ

UI Element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageButtonPantControlRepMusicaCoverVolMas"

 

音量下げる

UI Element ID 

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/imageButtonPantControlRepMusicaCoverVolMenos"

 

 

着信時

アクティビティ

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant.WDPNLl"

 

電話拒否

UI element class:

"android.widget.TextView"

 

UI element text:

"拒否" 

※電話対応で出るかどうかのボタンは、UI element textで区別されます。すなわち、システムの言語が日本語の場合は「拒否」と「電話に出る」となります。

 

UI element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/textViewPantOpcionesLista"

 

 

 

電話に出る

UI element class:

"android.widget.TextView"

 

UI element text:

"電話に出る"

 

UI element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/textViewPantOpcionesLista"

 

 

WatchDroidAssistantがPhoneから通知を取得したとき

アクティビティ

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant.WDPNDD"

 

タイトル部分のUI Element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/textViewPantNotificacionCompletaDe"

 

テキスト部分のUI Element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/textViewPantNotificacionCompletaTexto"

 

 

通知を確認

UI element class:

"android.widget.TextView"

 

UI Element text:

"捨てる"

※通知を確認と「声で書く」などの反応はtextで識別されます。すなわち、日本語専用。

 

UI Element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/textViewPantOpcionesLista"

 

声で返答

UI element class:

"android.widget.TextView"

 

UI Element text:

"声で書く"

 

UI Element ID

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/textViewPantOpcionesLista"

 

 

声で書く内部

アクティビティ:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant.WDPNRT"

※メッセージ返答前の待ち時間も同じアクティビティ

 

応答ボタン

UI element class:

"android.widget.Button"

 

UI element text:

"応答"

 

UI element ID:

"com.lumaticsoft.watchdroidassistant:id/buttonNotificacionRespuestaTecladoEnviar"

 

 

途中ですが、

全部書き出そうと思うと相当大変なので、主に使用するであろう通知履歴部分と音楽再生部分を書き出してみました。通知履歴部分はもう少し動作みないとよくわからぬ。

 

なお、調べ方はAutomateのIntractブロックやらApp foregroundブロックなどを使って調べています。また、今後WatchDroidの仕様、つーか内部の名前が変わると使えなくなる可能性があります。その場合は許してください。

 

 

Rogbid Brave ProにてWatchDroidの自動心拍数測定を試す

さて、フルAndroidスマートウォッチでの便利アプリにWatchdroidがあります。これはBluetoothを経由して通知同期やらなんやら出来る素敵なアプリです。

 

で、このアプリ非常に良くできてるんですが、最近(2021 1月くらい?)、時計側での自動心拍数測定機能と歩数履歴の同期機能、電池消耗イベント記録機能がつきました。

 

と言うことで、WatchDroidの自動心拍数測定がバッテリー消費量にどの位、影響するか試しました。

 

設定など

  • Rogbid Brave Pro
  • SIMなし、BT運用、画面オンでBT PAN接続
  • WatchDroid使用
  • wifiなし、GPSあり、画面輝度最大
  • Clean Taskあり

 


f:id:diablo3cs:20210302170347j:image

オレンジの十字カーソルが当たっている残70%からWatchDroidの自動心拍数測定と歩数履歴を同期開始。設定は以下の通り。

  • 同期速度 30   ※あまり低すぎると同期データ切れる?
  • 自動メンテナンスあり
  • 自動的に同期

 

  • 15分毎、最大2分間測定
  • データロギング中の永続的な~ なし。
  • 強制的なウェイクアップなし。

 

この条件にて、心拍数測定有無にて電池消耗はほとんど変わりませんでした。正確にいうと他のアプリが悪さしてる影響のほうが大きく、よくわからんかった。

 

なお、この条件でうちのRogbid Brave Proは約50時間いかないくらいのスタンバイが可能。

 

結論

平常時の心拍数を15分毎に計ることがどれだけ意味があるかは、ちとよくわかりません。mi Bandとかだともっと間隔短いのが標準だったような気もします。ですが、神経質になってこの機能をオフにした所でバッテリー消費量は対して伸びません。

 

なおまだ(2021 3月頭)Android10機では歩数履歴の重加算がされているようで、歩数履歴についてはアップデート待ちになります。

Full Android WatchでのちょっとしたTipsなど

なんとなく最近気がついたことをゴソゴソと纏めて書いた。

 

 

JoinはAndroid10機でなければ運用困難かも


Join by joaoapps - Apps on Google Play

 

JoinはGoogleのサーバーを介して通知同期や、マクロ操作などが出来る素敵なアプリ(有料、買い切り)ですが、Android7を搭載したフルAndroid機では一定時間の経過でGoogle Cloud Message(Google鯖経由してメッセージをGoogleアカアントに送る機能だと思いねぇ)への接続が切れてしまっていました。どー対策しても回避出来なかったので、諦めていたのですが、Android10搭載機(Kospet Prime2とRogbid Brave Pro)では全く接続が切れません。Android10機においてはJoinは、本来の強力な同期機能が使えます。ビバ!ビバ!

 

 

 

 

特定アプリにおいて一発で音声検索に移行するTips

Google Play Storeや、YouTubeなどでは検索窓を開くとマイクボタンがあらわれ、IME経由ではないアプリ自体側の「音声検索」が出来ます。逆にこの状態だとGoogle音声入力が何故か使えません(なお、Gboardの音声入力は可能、何故だ)。YouTubeに至っては検索状態によってマイクボタンの位置が変わるので、これをクリックするのが微妙に面倒くさかったとです。

 

なのでAutomateから「音声検索」ボタンを簡単にクリックできるようにしてみました。

 

対象となるアプリは「音声検索」ボタンが配置されているアプリです。具体的にはGoogleアシスタントGoogle Play Store、YouTubeYouTube Music、ChromeFirefoxなど。

 


Automate for Android ⋅ Voice_search_v0.6

 

やってることは以下の通り。単純。

  1. 起動されると画面の隅っこをクリックする。
  2. 0.8秒待つ。
  3. 画面上にある「~音声~検索~」というボタンがあればそれをクリック。
  4. クリック出来なければ、Googleアシスタントを起動。

 

 

 

1、2は下の記事でいう、POP UP widgetを経由してAutomate flowを呼び出した場合、POP UPを削っ為のクリックと待ち時間です。他の呼び出し方法を使う場合には不要。

 


Automate Ver 1.26.0でのFlow Shortcutが作成出来ない件、その2 - diablo3cs’s diary

 

 

WatchDroidでの心拍数自動測定がどの程度バッテリーを消費するか

現在、測定トライ中。なかなか難しく、なんとなーくですが、一回自動測定をスマホから指示した場合、自動測定をオフにしてもバッテリー消費量が増えたまんまになるような…、まぁとりあえず確認中アル。

 

Ticwatch Pro3とWear OS by Googleの感想など

取りあえずTicWatch Pro3を約2日使ってみた。

 

 

 

TicWatch Pro3の初期感想など

 

  • 約2日運用して残り1日ちょっとくらい。すばらしい。72時間運用可能と言うのは、やや余裕を含んでいる模様。WSD-F30は約1.5日なので倍はもつ。鬼ほどバッテリー積んでるフルAndroid機と比較しても、だいたい勝る。これよりバッテリー保つのはKospet PrimeのBluetooth運用か、Kospet Prime2のSIM運用しかないと思う。素晴らしい。

f:id:diablo3cs:20210228030336j:image

 

  • 二重ディスプレイは、PROTREK WSD-F30のほうがモノが良いのではないかと思う。1層目の液晶のコントラスト比が低く、背面のamoledの反射光がかなり少ないと言うこともあり、期待するほどの見易さがない。うーん、写真だと分かりにくいが、視野角が酷く狭い感じ、と言えばいいのかしら。表示内容も(ある程度変更できるのかもしれないが)、WSD-F30のほうが多くて優れる。


f:id:diablo3cs:20210226210435j:image

  • 動作は快適そのもの。4100搭載、RAM1Gなので、wear OSを動かすには有り余る地力。WSD-F30は少しアプリ動かすだけでモッサリして発熱して、再起動させることすらままならない事が多かったが、そんな苦痛とは無縁。
  • スピーカーとマイクがついてるので、Bluetooth Callingが可能。強い。
  • フルAndroid機にはない、角度検出センサーが付いてるので腕を降ろすだけで画面オフ出来る。フルAndroidだと加速度センサーは有るが、角度センサーは無いので、同じことが実装し難い。
  • 附属品で付いてる充電ケーブルは独自配置のPOGO 2ピンだが、本体側はPOGO 4ピンが出てる。ADBかなんかで好きに弄れってことか。男前や。
  • 時計として普通のサイズ。Ticwatch Pro3左手に、Rogbid Brave Pro 右手に付けて過ごしたら右手側を違和感がすごかった。厚みで見るとBrave Proの半分くらいしかない。素晴らしい。
  • 防水性実力は不明。試してない。

 

総じて、非常に満足がいくハードかと。特にWSD-F30より出来ることが増えてる訳ではないが、確かに(ハード的に)進化してる。これでWear OSじゃなかったらなぁ…。

 

 

Wear OS by Googleの厳しいところ

独断というか偏見です。Wear OSを愛してる方は石を投げないでください。

  • Wear OS向けのサードパーティーアプリは大変厳しい状況にあると思う。ベンダーが増えるどころがドンドン撤退してるんじゃないかと思ってしまう。半年前と今で増えたアプリなんて有るの??と言う状況。
  • 例えば、wear OS用の日本語のニュースアプリは現在、存在しないようです。昔はあったのかな、、中国語もしくは英語なら僅かに有ります。
  • ブラウジングなんて出来ると思わない方がよい。まぁブラウザアプリ、有ることには有りますが…YouTubeも同じ。
  • 直接apkぶち込めってことかな。動くのかしら、それで、、入ったところで丸型適応してないアプリを使えるのか? フルAndroid機なら幾らでも対応出来るけど。
  • 総じて、Googleが配備した機能(OK GoogleGoogleニュースなど)以外はマトモに使えるものがない感じ。サードパーティーとは。
  • そのGoogle系の機能も、スマホに比べるとかなり限定的なものしか有りません。例えば、OK Googleで行き先までの経路と時間を検索すると、「後はスマホで見てね」になります。Googleニュースからヘッドラインを見て、詳細を見ようとすると「スマートフォンで開く」。全部wear OS上で開かせてくれない。コレが、かなりのストレス。スマホ出さずに色々出来るのが良いのに、「続きはスマホで!」ってなんでそうなるんや。
  • Googleマップからはスマホと連携してナビ開始を出来る。これはストレスなくて良くできてるんですが、マップ上での音声検索や、Googleアカウントで登録した地点の同期(もしかしたら此方は自分だけの環境かも)がない。実質マップからの検索は死んでる。
  • OK Googleから場所を検索してナビ開始は可能。よかった。
  • うちだけかもしれないが、2021 2月末現在、音声からのOK Google開始が動かない。また、OK Google → 「音楽再生」→ スマートフォンに接続できません、、となる(以前は動いていたように思う)。これに限らずOK Google周りの動作が安定しない印象。うちだとOK Googleからの電話発信も権限なくて出来ない(なお、どの権限が足りないかも不明)。電話アプリからはスマホの電話発信させられるんですけど…
  • wear OS単体での音楽再生は、大手では唯一Spotifyがアプリ提供しているが、なんとGoogleは未だに(2021 2月末でさ!)YouTube Musicを提供していない。Google Musicはwear OS向けに提供されていたので、なんと、この1年でwear OSは機能的には退化した。
  • そのYouTube Music、Google MusicのYouTube Musicへの統合後、Apple Watch向けには早々に提供された。もうGoogle自身がwear OSにやる気が無いのでは?と思ってしまう。

 

wear OSでAndroid並みの便利で豊富なアプリが提供されてて、色々出来ちゃう! 拡張性バツグン! なんてのは夢でしかありません。現実はAndroidベース独自OSのスマートウォッチと同等か毛が生えたくらいの機能しか使えません。OK Googleが使えるのが唯一にして最大の利点か。それも機能的に限定されてる上、アレクサ対応やOK Google対応スマートウォッチの登場によりアドバンテージが無くなりつつある。あれ、もしかしてwear OS滅びる?

 

 

フルAndroidスマートウォッチという解

あまりにもwear OSが悲惨なので、フルAndroid機の不戦勝ぽく思えるのですが、いちおう、フルAndroid機の利点上げておきます。

 

  • アプリは解像度の縛りが無い限り、基本的に何でも入ります。フルAndroidだから。
  • 例えば丸画面で四隅が切れて操作できないなんて場合でも、マクロツールなどで対応出来ます。フルAndroidだから。
  • wear OSのOK Googleみたいに機能は限定されません。Googleアシスタントのフル機能が使えます。フルAndroidだから。
  • 基本的にあなたの手の中にある板と同じことが腕時計で出来ます。不具合など有るかもしれませんが、自力で解決できる可能性大です。フルAndroidだから。

 

  • バッテリーに関しては、フルAndroid機はLTEスタンバイできる以上相当なハンデが有りますが、wear4100で3.88V×577mAhのTicwatch Pro3でようやくフルAndroid機の大半に勝てるレベルです。wear3100クラスだと実はフルAndroid機のほうがバッテリー持ったりします(機種によるが)。
  • 大きさは圧倒的にwear OS機のほうがスマートです。まぁフルAndroidはバッテリーを鬼のように積むことで運用時間を解決してるので。おおよそですが、Ticwatch Pro3×3倍以上= Kospet Prime2、Ticwatch Pro3×2倍=Rogbid Brave Proです。
  • 防塵防水性は、流石に有名メーカーが多いwear OS機の方が優れていると思います。というか、フルAndroid機で防水性が信用なる機種なんて無いと思う。

 

Have a nice watch!

たまにはフルAndroidじゃないスマートウォッチと比較する

私は実はフルAndroidじゃないスマートウォッチも幾つかは持っています。たまにはそいつらとフルAndroidスマートウォッチを比較してみるアル。

 

だいたいフルAndroid機との比較用に購入してるのでしっかり使い込んでいるかと言うとそうでもないのが玉に傷。

 


f:id:diablo3cs:20210225202912j:image

右からCASIO PROTREK WSD-F30、Amazfit GTR、Fossil Hybrid HR、今回買ってしまったTicwatch Pro3。他にmi band3、4とHUAWEI Watch GT は比較用に買った。世間で名機とよばれたスマートウォッチのうち、HUAWEI Watch GT2は欲しいがいまだ買ってない。あとfitbit 系や、アレクサ対応のものも興味はあるが使ったことがない。所詮、さほどスマートウォッチを触ったことがない素人の感想と思ってもらえれば幸い。

 

 

CASIO PROTREK WSD-F30

カシオのスマートウォッチ。wear OS by Google機を触ったことがなかったので、実体がどんなものか調べる為に買った。なお、こいつ発売当時はTicwatch系はSnapdragon Wear 2100とか3100とかの世代で、もんすごく評判悪かったので此方にした。倍以上値段しましたが。

 

全体の感想としてはCASIOが作ったと思われる外装、センサー類の実装、画面、時計機能なんかはすんごく出来がよい。が、肝心のWear OSとSoC の出来が酷すぎて絶句した。あとでTicwatch Pro3の感想のところでも言うと思うが、Wear OS買うならフルAndroid機を買った方が全然良い。まぁフルAndroid機で耐衝撃性や防水に命掛けてる機種は存在しないと思われるので、そこを重視するなら意見は変わる。

 

一見して解るのは、カシオらしい、異様なまでの防水性。一部の噂では5気圧防水って言いながら10気圧防水以上の性能を持つらしい。控えめに誇って5気圧防水だそうな。パッと見でわかるのは、

  • 充電コネクタ。POGOじゃないけどPOGOのドデカい版みたいな。あ、ここまでゴツく設計しないと充電部からの浸水を防げないのね、という。
  • 左側、気圧計とかのセンサー類。周りは樹脂で保護されている。奥まった所にチラリとセンサーが見える。これ、水が入ってもセンサーだけが水没する作りなんだと思う。
  • 下側マイク部分。見た目でも水なんか入る余地がまったく無さそうな奴。え、これマイクの穴空いてんの?て思う。
  • ボタン類。かなりノウハウが有りそうで、押し込んだ感じからして有象無象とは作りが違うことが分かる。スプリング使って押し込まれた際に浸水を止める構造してるのかな?
  • 浸水に弱いスピーカーなぞ搭載しない。
  • 背面に心拍センサーなんて搭載しない。まぁ元が服の上から付けて登山する事を想定しているようなので当たり前と言えば当たり前。

 

思想的に伺えるのは、兎に角、浸水する可能性のある穴(マイク、スピーカー、センサーなど)は減らして、穴を開けなきゃいけない場合には徹底して防護する方針。これから学べるのは、フルAndroid機で防水性を見た目で判断する場合は以下に注目すると参考になるかもしれない、と言うこと。

 

  1. SIMスロット周りはどのようにパッキン入っているか。わいが一番重視してる奴。なぜならSIMスロットから汗が侵入して水没するのは最もあり得る日常使いの故障パターンだからだ。これに触れずに防水性を云々いうレビューは信用しない方がよい。そいつ、実際に使ってない。
  2. マイクの開口部はどのように実装されているか。たかだか0.5mmもない穴だが、これがいい加減なら浸水する。泥機では実装方法は細長いスロットか、小さなホール。
  3. スピーカー開口部はどのように確保されているか。音を出さなきゃならないスピーカーは、音圧を出すために広い開口面積がいる。フルAndroid機では主に2種類のスピーカー開口部の開け方がある。1、細長いスロットで実装。2、BCG注射みたいなポツポツした穴を並べて実装。どちらが優れているかは分からないが、公式IP68を謳う製品は2の方法を採用していることが多い。私見では、2の方法ですら5気圧防水は確保出来ないのではないかと思う。
  4. ボタンは水中で操作して問題のない作りか。フルAndroid機では絶望的。多くの防水性能の説明では、「シャワー中や水中でボタン操作はするな」の記載がある。これはIP67、68の試験に水没中の操作の記載がない為で、規格の不備なんだと思う。試験でボタン操作しなくても確かにIP67以上の規格に適合していると言い張れる。フルAndroid機ではちゃちいボタンが付いてることが多く、ボタンの根元にパッキン入ってるのか、入っていたところで操作時に防水出来るのか大変怪しい。

 

ちなみにフルAndroid機のユーザからすると二重ディスプレイは本気で滅茶苦茶、羨ましい。よこせ、その部品。Dual Chip機なんかより二重ディスプレイのほうが実現してほしかった(一時期、Dual ChipかDual displayのいずれかを開発する、て噂がkospetから流れてた。実際に出たのはKospet Optimus。)

 

蛇足ですが、わたしはwear OS機にシェイクによる片手のみでの操作が有ることを知り、フルAndroid機でも同じこと実装してやる!と思ってGesture Controlのマクロを作った。アイデア元。

 

 

Amazfit GTR

既にGTR2が発売されているが、GTR2はGTRと設計チームが違ってGTRの後継と言えるほど出来がよくないといry

 

基本構成はシンプルで、Androidベースの独自OSを搭載した(フルAndroidではないよ)スタンダードなスマートウォッチ。搭載してるのはGPS、心拍センサー、あとコンパスも。マイク、スピーカーは無い。特徴は、綺麗なamoled画面、常時表示可能、2週間以上の長いバッテリーライフ、イマイチなGPS補足能力、必要十分なトラッカー機能。そして、サードアプリを同期に使え、そのアプリから親スマホのマクロ操作なんかも出来ちゃう強力なカスタマイズ性。HUAWEI Watch GT とは兄弟みたいな性能なんだけど、このサードパーティーアプリ(ぶっちゃけ言うとNotify for Amazfit)が使えるかどうかで評価がガラリと変わる。GTR のレビューでそこに触れないのは魅力的のうち半分しか紹介していないとすら思う。

 

実は運動用に一番使ってる奴。私は心拍がちゃんと計れればOKなんですの。フルAndroid機は、はっきり言ってトラッカー機能のレベルが低い。運動時の心拍数や移動距離や、そのほかを計測したいなら、フルAndroid機はやめた方がよい。心拍数が明らかに間違って測定されるのなんかザラです。もっと良いのがいっっっぱい有ります。もう旧式ですが、Amazfit GTRはそんな素敵なスマートウォッチの1つ。

 

 

Fossil Hybrid HR

変わり種のハイブリッドスマートウォッチ。アナログの短針と長針を持ち(秒針は残念ながら無い)、電子ペーパーのディスプレイを搭載してる(ライトもあるよ)。付いてるセンサーは心拍センサーと加速度センサーくらいですが、外装含めて普通の時計っぽく見える。バッテリーライフは10日ほど、とAmazfit GTRに負けるか同じくらい。特に何かおもしろいことが出来るわけでもないが、大手のFossilが作ったこともあり、接続は大変安定してる。強いて悪いところを言うなら通知の表示内容が長いと切れてしまうのと、電子ペーパー特有の反応の遅さで確認のテンポがやや悪いくらい。

 

この手のハイブリッドタイプのスマートウォッチはたぶん、普通に使うならスマートウォッチとして最も優れてます。

  • 長いバッテリーライフ。モノによっては30日を超えて動作可能。
  • 最低限だが必要十分な通知取得機能。通知が来たことを知れればよい。返信やら内容確認はスマホでやればいいでしょ。
  • 最低限の歩数計測、心拍数測定。

従来の時計としての見た目を捨てていないので心理的にも付けやすいかも。もし、人にスマートウォッチのオススメを聞かれたら私はハイブリッドタイプをオススメします。

 

 

Ticwatch Pro3

そろそろwear OS機に革命が起きているかもしれないと思って勢いで買った。2021年2月現在、Snapdragon Wear 4100系を搭載してるwear OS機はコイツしか出てなくて、現行のwear OS機と胸を張って言えるのはコレしかない。

 

  • 2重ディスプレイ。下層は454x454px、1.39inch amoled。羨ましくて涎でる。
  • Snapdragon Wear 4100搭載。4100+でないのは二重ディスプレイだからですね。
  • RAM 1G /ROM8G 。
  • 3.88V、577mAhのバッテリーだそうな。Prime2なんかは5V 1600mAhなので、だいたい28%のバッテリー容量になる。容積も1/3くらいかな?
  • マイク、スピーカー付き。
  • センサーは加速度、心拍数、GPS、明るさセンサーも? コンパスはないとのこと。
  • 防塵防水性はIP68、水泳対応。IP68って、実態は67以上の性能って意味しかないので68言っても色々ある。
  • 使用可能時間は、フル機能で72時間とのこと。3日ですね。Prime2がSIM運用で実用4日なんで、持続時間だけなら互角。Ticwatch Pro3 すげえ。

 

従来機と何が違うというと、SoCで、3100まではプロセスルール28nmの骨董品でいわゆるゴミ(CPUはCortex A7、いつの時代…)、4100はプロセスルール12nmのCortex A53の4コアでRAMがもう少し有ればなんの問題もなくフルAndroidが動くであろう性能。もうすでに4100搭載機以外は存在価値がないと思って良いほど性能差がある。なお、4100がこんな高性能なんはwearでの元々の設計思想の、低性能だがwear OS動かすには十分で超低消費電力という方針に反してると思うが中の人どう思ってるんだろう。

 

で、使い始めたので、あとでwear OS機のダメなところを上げて、フルAndroid機との比較をしてみたい。

 

 

続く。

Automate Ver 1.26.0でのFlow Shortcutが作成出来ない件、その2

Edge Gestures
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ss.edgegestures

POP UP Widget
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.ss.popupWidget

Automate
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.llamalab.automate

My Automate flow about this:
https://llamalab.com/automate/community/flows/38675

Caution!!
We can't make flow shortcut of "Automate" directry at Ver.1.26.0. So I use POP UP widget for avoid this problem.

eg.
"Edge Gestures" -> "POP UP Widget" -> "flow widget" : OK, you can make.
" Edge Gestures" -> "flow shortcut" : No. You can't make.

1. Set flow widget to "POP UP Widget". And adjust the settings. PLZ rename the widget for identify flows.

2. If you want use more than 5 flows in one popup, plz set the "No limit of multi widgets" on "POP UP Widget".

3. At "Edge Gestures" or other gesture app, make shortcut to "POP UP Widget".

 

BR

 

Appendix

https://youtu.be/euds-Q-b8wU

 

How to link Popup widget to Edge Gestures.

  1. Please Open “Edge Gestures”.
  2. Choice the “Bottom Edge” or where you want set place.
  3. “Swipe to Up” , its eg.
  4. “POP UP Widget” , Its not in “Application”! Direct Shortcut, Its exist under area of the dialog.
  5. POP UP Widget will be opened, click right upper button.
  6. Check the box of flows, you want set.
  7. Click again right upper button. and click “yes”.
  8. Swipe from bottom edge, you can call out POP UP Widget with Automate flow widget.
  9. Please long click the icon. You can change the position and size of widget. Please adjust.

 

 

 

 


Automate Ver 1.26.0でのFlow Shortcutが作成出来ない件について - diablo3cs’s diary

 

Automate Ver 1.26.0にて他社アプリから(どころが実はAutomate自身からも)Flow Shortcutが新規に作れなくなっている件の対策として、widgetアプリを経由する事でいちおう、回避できたので対処療法を書いておきます。

 

 

何故1.26.0ではFlow Shortcutが作れないのか

愚痴なんでココは読み飛ばしでください。

 

オフィシャルによると1.26.0からショートカット作成にofficial APIsを使用するようになったとか。これはどうも推察するに、Android11以降にてホーム上にショートカットが配置出来なかったことヘの対策のようです(1.26.0よりAndroid11でもショートカット配置可能になった)。その弊害として第三者アプリからのショートカットの作成リクエストに対して、拒絶するようになった、と。この事情を察するに、AutomateがこのFlow Shortcutの作成機能を復活させる可能性が酷く低く思えてきました。

 

ぶっちゃけユーザーにとっては適正なAPIを使用しているかどうかなんて、どうでも良いことで、TaskerでもMacrodroidでも可能なことがAutomateでは出来なくなった、という結果が見えるだけです。愚痴すいません。

 

で、このAPIを介してのショートカット作成は、実のところユーザー側から正常にアクセスする方法は今のところデフォルトのホームアプリを使用する以外に存在しません。えー。悪いのはGoogleかもしれませんが、幾ら何でもさぁ…。いちおう、他のアプリもこのAPIに対応すれば出来るのか??

 

これが何を意味しているかというと、デフォルトのホーム以外の、例えばSquare Launcher、Nova Launcherなどではホーム上にAutomateのショートカットは作成出来ないってことです。アホかな。Automate Ver 1.26.0は、それがどんなクソ仕様であっても、デフォルトに搭載されたホームアプリでしか(今のところ)ショートカット作成出来ません。

 

で、代わりといっては何ですが、直接Flow Shortcutを作成できなくなった代わりに以前と同じようにFlow widgetは作成可能です(ホームにWidgetとしてflowを配置する機能)。ですが困ったことにフルAndroidなスマートウォッチて搭載されているデフォルトのホームアプリ(Android10機ならwiite)はwidget作成に対応していない。詰んだ。

 

 

Widget系のアプリを利用することで、1.26.0でもショートカット作成する方法を思いついて何とかなったので、ホントやっつけ仕事的ですが、まとめます。参考にしてください。

 

愚痴ココまで。

 

 

使うもの


Popup Widget 3 - Apps on Google Play

POP UP ウィジェット。作者はスクエアランチャーやエッジジェスチャーなんかと同じ所。有料アプリだが、webでのレビューなんかを見るとかなり評価が高い。便利らしい。昔フルAndroidウォッチ用に便利かと思って買ったのを放置してたw

 

主に、ウィジェットをまとめたウィジェットを作成できる。このウィジェットの作成先にはホーム画面のほか、エッジジェスチャーやら、Automateで言うところのFlow Shortcut を作成する対象が含まれる。ようはFlow Shortcutを配置するようにして、POP up widget → Automate widget → Automate flowという回避策がとれると言うこと。

 

使い方は簡単。

  1. POP UP Widgetを起動します。
  2. 右下の+から、Flow widgetを追加します。
  3. 割り当てたいAutomate flowを選択します。
  4. 気に入るようにウィジェットの設定を弄ります。名前つけておくと識別に便利。保存して、一端POP UP Widget終了。
  5. エッジジェスチャーなどからショートカット割り当て→POP UP Widgetを選択。
  6. 右上をクリックして複数選択モードに。
  7. そこに割り当てたいflowにチェックを入れる。もう一度右上クリックして、複数のウィジェットを格納したウィジェットを割り当てる。完成。

 

設定されたPOP UP Widget内のウィジェットは大きさやら配置が自由に変更できます(アイコン長押し)。なので操作系のFlowを複数割り当てて、擬似的な操作用フロントエンドみたいにも出来る。透明化もできて、かなり痒いところに手が届く。

 

これでエッジジェスチャーなどから直接Automate Flowを呼び出すよりはワンステップ手間掛かりますが、いちおうリンク作成できた。

 

 

POP UP Widgetの設定で注意点は以下の通り。

  • 設定内、「高度な」のうち、「既存のウィジェットセレクタ」はチェックしないこと。これをオンにすると普通のショートカット割り当て機能が呼び出されてしまうようになる。 
  • 「制限のないマルチウィジェット」をオンにするとにすると5個以上のウィジェットを1つのPOP UPに格納出来るようになる。Automate Widgetはそれ単体では表示されたところで何にもしてないのでオンにして問題ないかと。

 

なお、丸画面機にて四隅へのクリックをエミュレーションする場合、以下の工夫が要る。

  • POP UP Widget起動状態では、クリック入力すると(ウィジェット以外の場所ならば)ウィジェットが消えるだけで終わる。
  • ようは、「クリック(POP UP消す為の)」→「少し待つ」→「目的のクリック入力」と言う流れにしないと行けない。

 

これらを組み込んだAutomate flowはこちら。↓

 


Automate for Android ⋅ Touch_Click_Emulations2

 

Have a nice watch!

 

 

追記

エッジジェスチャー、POP UPウィジェット、Automateで操作してる様子はこちら。


エッジジェスチャー、POP UPウィジェット、Automateにて丸画面フルAndroidスマートウォッチの四隅にタッチ入力したりする - YouTube

 

 

追記その2(20210313)

別な回避方法はこちら。直接intentで叩く方法。めんどくさいが従来と同じ使い方が出来る。

 


全然参考にならないAutomateのflow shortcutの構文メモ - diablo3cs’s diary

 

 

Tasker(とプラグイン)のみで同じようなことをする方法はこちら。


Taskerで丸画面のフルAndroidスマートウォッチの四隅へのクリックを実装する - diablo3cs’s diary

Joinを利用してフルAndroidスマウォから親スマホの電話を発信させる、その2


Joinを利用してフルAndroidスマウォから親スマホの電話を発信させる - diablo3cs’s diary

 

↑前置き。

 

 

確認済み環境

  • 時計側 Kospet Prime2、またはRogbid Brave Pro。
  • スマホ側 Redimi Note 9S、MIUI12、Android10、非root、PINや指紋認証などのロックスクリーンセキュリティーなし、ロックスクリーンあり。

 

なお2021 2月現在、Android10搭載機のフルAndroidスマウォではAutomateなどからのPOP up表示が出来ないという、わりとキツめのバグがあり、dialog生成とかができない。

 

 

目的とか

  • フルAndroidスマートウォッチから親スマホの電話を発信させる。
  • 着信対応(着信時に電話にでる、電話を切るなど)はJoinでもWatchdroidでも既に可能。
  • 通話はできない。
  • スマホのバージョン、設定によっては出来ないかもしれない。出来なかったら泣いて謝りますが、私の力ではどうにもならんとです。許してね。

 

 

考え方とか

電話の発信
  1. 時計側でアドレス帳から電話する相手を選択する。アドレス帳の選択などはAutomateにて実装させる。
  2. 選択した電話番号と発信命令(ただのテキストだけど)をAutomateで時計上の通知notificationとして表示させる。
  3. Joinにてその電話番号入り通知を親スマホに転送する。
  4. スマホ側にてJoin経由で送られた通知notificationを識別し、Taskerにて電話発信させる。

 

 

発信終了、通話終了、着信対応

Joinにもともと機能ついてるのでそのまま使う。またはWatchdroidにも付いてるのでそれを使う。

 

まぁ分かるとおり、このTipsを使えばほぼ任意のマクロ、アプリを時計から親スマホにさせられるので可能性は無限大。

 

 

必要なもの

各アプリで必要な権限などは割愛します。rootもADBも不要です。

 

  • Automate


Automate Ver 1.26.0でのFlow Shortcutが作成出来ない件について - diablo3cs’s diary

時計側に入れる。

 

2021/2月現在、Automateについては私は Ver1.25.1を推奨しますが、他アプリからのショートカット起動が要らない場合は気にしなくて問題ありません。私はこの問題により、場合によっては今後、Androidマクロ関係はTaskerかMacrodroidに移行せざるえないかもしれません。あーやだやだ。

ブロック30個までだったかな、が無料。

 

 

  • Join


Join by joaoapps - Apps on Google Play

時計側と親スマホ側、両方に入れる。

 

インターネット(Googleの鯖)を介して通知送ったり、遠隔でマクロ操作したり。ググれば使い方は出てきます。Taskerとの連携が強い。有料アプリです。

 

 

  • Tasker


Tasker - Apps on Google Play

スマホ側に入れる。

 

言わずと知れた、最強のマクロアプリ。出来ることはAutomateより多いが、兎に角取っつき難い。言語は日本語じゃなくて英語にしましょう。ヘルプやガイダンスは基本英語なので、逆に日本語表示だと混乱する。なお有料アプリです。

 

 

  • Tasker Plug inのAutoApps


AutoApps - Apps on Google Play

スマホ側に入れる。

 

無くても大丈夫かも。便利な自動化系Taskerプラグインをまとめたもの。プラグインてのは特定の動作などをする際、設定から引数から動作からを改良して色々できるようにするもの。有ると相当Taskerが扱いやすくなる。なお、このプラグイン集の中にはお金払わなくても使える奴とTrial 7日の有料のがあるみたい。値段は数百円。

 

なんでTasker初心者向けサイトであまり紹介してないのか謎。これこそ初心者に必要なものだと思いますが…

 

 

  • Tasker Plug Inのひとつ、AutoNotification


AutoNotification - Apps on Google Play

スマホ側に入れる。

 

Joinの通知notificationを取得してTaskerに引数を渡すのに使う。有料だったと思う!

 

 

時計側のAutomateの構築

Ver1.25.1で作成してあるので、たぶん旧バージョンでも読み込めると思います。

 


Automate for Android ⋅ Pick contact and start calling via join

実行すると

  1. 電話帳を開き、連絡先の選択を待つ。
  2. 選択された相手の電話番号を取得する。(なお複数番号が有る場合は未対応です)
  3. 選択された電話番号をトースト表示する。
  4. タイトルに「Call via Join」、本文に電話番号を格納した通知notificationを生成する。
  5. 6秒後にその通知を消す。
  6. 終了

 

時計側Joinの設定

スマホにAutomateが生成した通知を送れるように設定してください。画面小さいと遣りにくいですが。Android10機ではAutomate Runningの表示を非通知化できるので楽チン。

 

スマホ側のJoinの設定

時計側の通知を受けられるようにします。

 

 

 

スマホのTaskerの設定

 

https://drive.google.com/file/d/10pDt7_HoaeAJ4iRa-hvHccg-a-2E-m0k/view?usp=drivesdk

 

 

Import Projectから読み込む、のかな。

↓ここからdescriptionです。

 

Profile: Get notification and call (13)
Restore: no
Event: AutoNotification Intercept [ Configuration:Event Behaviour: true
Notification Type: Only Created Notifications
Notification Title: Call via Join
Package Name: com.joaomgcd.join
Get All Fields : true ]
Enter: calling (5)
A1: [X] Variable Set [ Name:%Callnumber To:%antexts%antext Recurse Variables:Off Do Maths:Off Append:Off Max Rounding Digits:3 ]
A2: Flash [ Text:%antext Long:Off ]
A3: Call [ Number:%antext Auto Dial:On SIM Card: ]

 

↑ここまで。なんかA1に変な変数取ろうとした形跡有りますが無視してください。一昨日Tasker始めたところなので許して。あん。消せば良かった。あん。

 

やってることは、以下の通り。

  1. Joinの通知のうち、タイトルが「Call via John」のものが生成たら、各引数を格納する。
  2. Textにある番号をflash表示(Automateで言うところのトースト表示か)する。
  3. Textに格納されている番号に電話する。

 

 

これで時計側から親スマホに電話番号を渡して電話発信させることが出来るといいな。

 


https://youtu.be/hsm62LkrNms

 

こんな感じでFull Android Watchからスマホに電話発信させることが出来る。

 

 

 

思ったこと

情報引き渡しにnotificationを使うのは全然スマートじゃないと思うけど他のやり方思い付かなかったアル。わいはhello worldしかしたことのない素人アル。Broadcast intent ? Tasker側のルールが理解できてないのでオラには無理。

 

Taskerは流石に最強のマクロツール言われるだけあるが、Automateで指先一本でコネコネして(コネクションを構成する)作れるものを、同じように実装しようとすると、もう、どーしたらいいのか分かんない。つか、やりたくない。素人向けはどう見てもAutomateで、電話関係の不具合無ければTaskerは使わなかったと思う。

 

Taskerだけのヘルプ見ても全く解決しないことが多い。記述方法のルールがあんまり書いてない。なのでnotificationから引数もらって電話するだけの構築に半日も掛かったし、結局Auto notificationのプラグインに助けられた。

 

AutomateからTaskerのタスクへpayloadの渡方法や、Joinのcustom actionにpayloadを渡す方法がわかんない。理解できてない。