死者の大地と死体消費スキルと悪疫の関係
コープスランスだいすき。間違っててもいじめないでね。推定のお話。
2.6.1対応 超毒々しい大蘇生悪疫コープスランサー - diablo3cs’s diary
大蘇生悪疫ビルドのキモは、①死者の大地中は死体が無尽蔵に供給されること、②ランス生成は死体消費スキルの死体消費速度に依存すること、にあります。そしてその数は①≫②という関係にあります。すなわち、複数の死体消費スキルを使えば、悪疫2部位の効果でのランスの生成数は飛躍的に増加します。
死体を消費するスキルは全部で5つです。
- 死体あさり
- 大蘇生
- コープスランス
- コープスエクスプロージョン
- コマンドゴーレム/ディケイゴーレム
それぞれの死体消費速度を確認してみましょう。
死体あさりの場合
一度の入力で死体を最大10消費します。そして入力速度は攻撃速度に依らず、一定です。死体あさりの速度は、「スケルタルメイジ」の召喚速度や、「大蘇生」の使用速度と同じ模様です。ざっくりですが、0.5秒間隔くらい。
大蘇生の場合
死体あさりと同じく、一度の入力で死体を最大10消費します。そして速度は攻撃速度に依存しません。
コープスランス
一度の入力での消費量は1です。しかし、スキルスピードは攻撃速度に依存し、両手持ち武器と片手持ち武器では攻撃回数に明確な差が生じます。またかなり速度が速いので、ほとんど意識しなくても大量のランスを生成できます。
このため、コープスランスを手動で使用する場合、生成ランス数、及び範囲ダメージ発生数は片手武器のほうが高く、トラグオウルの腐食した牙が2.6.0のトラグオウルセットでは最適だった理由のようです。
コープスエクスプロージョン
一回の入力で5消費します。また攻撃速度に依存します。
コマンドゴーレム/ディケイゴーレム
なんと、死者の大地中は死体を消費せずにブーストが掛かります。なんだこれ。当然ランスの生成には使えません。かなしいーいろやねー
結論
トラグオウルの1点爆破より、悪疫の1点爆破ビルドは、死者の大地中のランス生成量が、死体あさりでの消費分だけ増えるということです（コープスランスでも一つの死体から2本生じるので、コープスランス分で既に火力は同じになる）。すなわち、悪疫の一点爆破のほうが強い。
そしてどの段階からになるかは厳密に計算しないといけませんが、悪疫の場合はトラグオウルの腐食した牙が最適ではなくなる分岐点がある、ということです。すくなくとも大蘇生悪疫では、スキル枠に呪いを組み込む余地がないことに加えて、ランス生成を手動ではあまり行わない為、トラグオウルの腐食した牙は使えないということです。
概算ランス生成数の計算
d3 plannerの情報から計算。
- 両手持ち武器のみ、1.21⇢9フレーム、1秒あたり60/9本×2。≒13本。
- 片手武器のみ、1.43⇢
60/8本×2。≒15本。
- 片手武器+攻撃速度7%⇢1.52、60/7本×2≒17本。
- 死体あさり⇢1秒あたり20本？
- 大蘇生⇢1秒あたり20本？
トラグ1点爆破ランサー、攻撃速度7%盛り:8.5本/秒（ただしダメージは3300%、実質悪疫での17本/秒に相当）
悪疫1点爆破ランサー、攻撃速度7%盛り:37本/秒←これを基本として、
下の、改良型悪疫1点爆破ランサー、攻撃速度7%盛り:57本/秒（ただしダメージは69%くらい、実質39.3本/秒）
参考）大蘇生悪疫両手持ち:40本〜53本/秒
ダメージは終わりなき歩み分、下がるがあふれ出る欲望と差し引いて67.5%に低下。ただし1点爆破が1回死者の大地を使う間に3回は死者の大地を使用可能です。
あとは武器のダメージとクリティカルの差を考慮すれば、トラグオウルの腐食した牙がいいのか、ナイア+レイリナがいいのか、判断がつくはずですが、めんどくさくなってきたので後は1点爆破ランサー使う人が計算してください…
おまけ
まだdiablo fanなどのサイトでは悪疫セットで1点爆破ランサーで、大蘇生を組み込んだビルドは見かけませんが、一点爆破コープスランサーでも次のように変更したほうが強くなるでしょう。たぶん。
- 頑健なる鏡像を大蘇生/おぞましき帰還に変更。
- 死者の大地/氷結の大地を疫病の大地に変更。
- カナイをナイアの黒き死に変更。
- コープスランスを跳飛に変更。
これでダメージ増幅効果はレイリナのシャドウフックの鏡像あり+330%に対して、ナイアで+300%に加えて大蘇生でのランス生成が乗り、実火力は1.5倍以上になるはず。
