GPD WIN2でのマウスモードを使いこなすためのスクリプト例

2018/7/30  もうちょっとだけ賢いスクリプトに入れ替え。

 

前記事の通り、GPDWIN2の左ステックはFPSでの利用を意識して「w」「a」「s」「d」が割り当てられていて、これをchangekeyなどで入れ替えしてしまうとキーボードのWASDも入れ替わってしまい、悲しいことになります。

 

しかしwindows10  1803ではUWPの動作を安定させるためにマウスモードを使うほうが理にかなっており、(MSのおばか!)これを少しでも克服するためにAutoHotkeyでごまかすスクリプトを組んだのでご参考までに公開します。私はAutoHotkeyのズブの素人のため間違ってても泣くから許してね。

 

電源プランの変更スクリプト

Run, powercfg.exe -S 「個別電源プランのID」

で組み込む。IDはpoer shellから、

powercfg.exe /L

で検索して調べる。

 

左ステックをトグル動作でマウスホイールと切り替え、IME変換時は文字入力にするスクリプト

  • L3でトグル動作、左スティックの上下にホイールを割り当て/解除
  • IME入力時、候補表示されているときはWASDは文字入力に自動的になる。ただし一文字目にWASDがくると文字入力できない。L3押して解除するしかない。
  • 動作にIME.ahk必須。下から入手。デフォでチェックモードが入ってるので消すといいでござる。

www6.atwiki.jp

 

#UseHook on
#include IME.ahk

NumpadLeft::!` ;十字キー右にAltと‘でのIME変更を置換
NumpadPgDn::#a ;十字キー左でwin+a、アクションセンター起動

 

w:: ; wキーの置き換え以下略
   if (IME_GetConverting()=0){                                              ;IME.ahkの関数のうち、状態関数を呼び出し、戻り値0はIME起動なし
     IfWinNotActive, ahk_class Windows.UI.Core.CoreWindow  ;スタートメニューではw入力しない、クラス名はスタートメニューCortana共通
     {
     Send, w
     }
   Send, {WheelUP} ;スタートメニューでなければホイール操作してw入力
   }Else{
   Send, w ;IME起動時は元の文字を入力、ホイール入力なし
   }
  Return


s::
   if (IME_GetConverting()=0){
     IfWinNotActive, ahk_class Windows.UI.Core.CoreWindow
     {
     Send, s
     }
   Send,{WheelDown}
   }Else{
   Send, s
   }
  Return


toggleLeftStick() ;左スティックトグル動作関数
{
   Hotkey w, Toggle
   Hotkey s, Toggle
   TrayTip, ,ChangingModo ;切り替え時にバルーン表示
   sleep, 1000
   Return
}


NumpadEnd::
   toggleLeftStick() ;L3でモード切替
   Return

 

 

十字キー右でIMEの日本語入力切替え。

十字キー左でアクションセンター起動。

 L3でトグル動作、左スティックでホイール動作のON/OFF。

IME文字入力時は自動的にホイール操作オフ。(動いちゃうときもある)

スタートメニューではWとSのの文字入力をしない。