Kospet Prime2での設定例とTips
Android10搭載のFull Android Watchの設定例と設定のTipsを書いておきます。Android7搭載機とは若干違います。
設定項目
- SIM、Wifi、Bluetooth、GPSの有無
- 位置検索 Wifi Bluetoothスキャンの有無
- スマホとの連係方法(WatchDroidやJoin、いないとは思いますが、Wiiwatch2など)
- 画面輝度
- 腕を上げて画面点灯、通知で画面点灯の有無
- バッテリーセーバー(Android7機で言うところのBack Ground Cleaner)の有無、そこからの除外アプリ
- 電池の最適化除外アプリ
- Google系アプリの導入状況(これらは勝手に通信する事がある)
- ホームアプリの選択
- (インストールしたアプリ)
- OS側データセーバーの有無、除外アプリ
補足事項
- 1. SIMについてはモバイルデータをオフにしても電波が悪かったり移動が多いと電池を酷く消耗します。
- 2. 意外と忘れる、スキャン設定。wifiスキャンはなかなかにバッテリードレインします。
- 4. 画面輝度はPrime2は相当明るい(amoled のKospet Optimus並み)ので最大じゃなくても日光の下で十分見えると思う。
- 5. 腕上げて画面点灯はセンサーを利用しているために電池消耗は大きいですが、コレがないと腕時計としてry なおGravity GestureやScreen Onなんて有名アプリを使ってもセンサー利用の時点で同じことなので、バッテリー消耗は回避出来ません。むしろGravity Gestureはかなり電池喰います。凄いアプリなんですが。
- 6. Optimizationのバッテリーセーバー(旧Background Cleaner)はFull Android Watch特有の機能です。電池設定から選べるバッテリーセーバーとは異なります。機能は画面オフ時に除外アプリ以外をKillするものです。Android10ではGoogle系アプリだろうがほぼ確実に停止させられる強力さ。Android7のKospet Primeとは違い、オンが推奨されます。Android10ではデフォルトのホームアプリを殺さない。素敵。
- 7. 言わずもがな。電池最適化から除外されたアプリは何時でも勝手に起動しちゃいますし、背後でもガリガリします。
- 8. Google関係は勝手に通信することが有ります。某所掲示板曰わく、Google検索とGoogleのdiscoverが消耗する原因の1つらしい。なお、Android7で利用出来た、「アカウント同期の停止」の設定はHidden Settingなどから、「アカウント(setting$AccountDashboard)」でオンオフ出来ます。試しましたが、基本的には6.のバッテリーセーバーで十分な気がしないでもない。
- 9. ホームアプリは常時読み込まれるため、いちおうバッテリーに影響する模様。たぶん、wiite(デフォルトのホームアプリ)とUniversal Launcherで差はないと思う。
- 10. 色々インストールするとバッテリーのもちが悪くなることがある。顕著なのはCPU監視系、CPU-ZやCPU-Xなどは影響してる、気がする。とは言え、アプリ入れなきゃフルAndroid機の意味がないので、好きに入れれば良いと思う!
- 11. OSに組み込まれたDatally類似機能。Hidden Settingなどから、データセーバー(Setting$DateSaverSummary)を設定することでオンオフ、対処アプリを選べます。デフォルトはオフ、Google開発者のみが許可されています。
Hidden Settings - Access Hidden Features - Apps on Google Play
Kospet Prime2での設定例
SIMでの運用のみ、Join使用。
- SIMあり、Wifi なし、BTなし、GPS あり
- 位置検索、Wifi BT スキャンなし
- 連係、Joinによる
- 画面輝度、最大
- 腕を上げて画面点灯オン、通知で画面点灯オン
- バッテリーセーバー(BackGround Cleaner)あり、除外アプリJoin、エッジジェスチャー、Automate、WatchdroidAssistant(念のため)
- 電池最適化除外、追加はJoin(元々最適化不可)のみ
- Google系の追加アプリ、Googleマップ、Googleアシスタント
- ホームアプリはデフォルトwiite
- インストール済みアプリ、Join、ニュース系、念のためのWatchdroid、YouTube、YouTube Music、Prime Videoなど。
- OS側データセーバーなし。
待ち受け1時間あたり、だいたい1%から1.5%の消費。待ち受けだけなら3日から4日。
なお、DatallyはAndroid10ではOS側の機能に類似のものが組み込まれているので、効果がない旨が通知されます。実際に使うと、Datallyは起動はしているものの、通過した通信量をチェック出来ません。入れなくても問題ないでしょう。Android10、意外と優秀。
特定のアプリを許可していく
上記設定ではGmailすら受け取れませんが、親スマホで受けたメール内容などはJoinにて通知を受けられます。またJoinからその通知を開けば、Gmailに繋がるので実質、困らない。
とは言え、常時起動していないと意味がないアプリも多々ありますので、その場合の除外方法も書いておきます。
- Optimizationのバッテリーセーバーから除外する。
- アカウント同期停止の対処にしている場合は、許可。
- 電池最適化からの除外は、必要に応じてする。
- OS 側データセーバーを使用している場合は除外。
これで任意のアプリを通信させることが出来ます。正直、Optimizationのバッテリーセーバーが強力なので、コレだけで許可をオンオフしてもいい気がしないでもない。
素敵な時計を。