LEMFO LEM14 (Rogbid Brave Pro)向けFAWファームウェア
2021.5.24現在、LEMFO LEM14(Rogbid Brave Pro)向けのFAWファームウェアが公開されました。これでFAWファームウェアが適用できるのは、LEMFO LEM12pro、Kospet Prime2、LEMFO LEM14の3機種になりました。また今回の公開に合わせて最新版適用のKospet Prime2向けのFAWファームウェアも更新されています。
これらのFAWファームウェアは試したところではダイアログが落ちるバグが修正されたほかに、確かにバッテリーのもちが改善する模様です。またLEM14向けは以下の特徴を持ちます。
- OTAアップデートのオフライン更新機能を利用してWindows PC無しで適用できるようになった。これでデータが初期化されることなく適用可能に。なお、Rogbid Brave Proは一度LEM14のファームウェアをSP flash toolにてLEM14化したあとに当該のファームウェアを適用する必要があるかもしれません。注意。
- フォーラムで意見のあった小変更が適用に。具体的には英字入力の動作の改善、お天気アプリがBroadcast Intentで更新可能に、再起動動作などが旧仕様に戻った、など。
お天気アプリについては、以下のintentをAutomateなどから送ることで更新可能。なおレシーバー検索にも掛かる親切設計の模様。以下の内容にintentを送るだけ。
Package: "com.android.watchweather"
Receiver Class: "com.android.watchweather.WeatherNewAppWidget"
ただしステータスバーが使用できなくなる困った仕様はそのんまんま。色々やるのに不便なんじゃが…。SpotifyやYouTube Musicの通知のコントロールパネル開けないんじゃが…。目覚まし消すのにアプリひらかにゃなんのじゃが…
またFAWファームウェアではなんでかRoot化できない仕様に固定されています。具体的には開発者向けオプションの「OEMロック解除」がロックされたまま解放できなくなっています。ほんと何でや?
まぁ取りあえず適用して損はない代物ですので、適用してみるのも一興であります。なおKospet Prime2については公式OTAにてv2.1が配布開始されていますが、この2.1はFAWファームウェアとは違うものらしい(私は2.1は中身見てない)。FAWファームウェアが公式にOTAで落ちてくるのを待ってもよし。おらワクワクしてきたぜ。