マクロツールでの消費電力の覚え書き@Rollme Hero Pro
Rollme Hero Proで色々試してこうかなーて感じたことのメモ。TaskerはVer5.16.4、AutomateはVer1.31.2の場合。
- TaskerとAutomateではTaskerの方が低消費電力に見える。使い方次第だけど。
- フルコントロール権限を与えると、Taskerにしろ、Automateにしろ、消費電力はかなり増えるように思う。
- Taskerを「タスクを自動的に整理する」(旧Background Cleaner)から除外してもさほど消費電力は増えないようにみえる。
- エッジジェスチャーはフルコントロール権限を与えて「タスクを自動的に整理する」から除外してもバッテリー消費は少ない、と思う。
- Taskerにてデフォルトのお天気アプリを自動て更新しても、さほど電池は食わない、かも。
- Taskerにフルコントロール権限が無くても、Autoinputにフルコントロール権限を与えれば、丸画面での四隅への入力するやつは出来る。
- Autoinputのフルコントロール権限取得時の消費電力は小さい、と思う。
- 腕を上げたときの画面点灯時間が約2秒と短いことへの対策は、TaskerないしAutomateにフルコントロール権限を与える必要があり、どうやっても消費電力が増加してしまう。
結論としては、Rollme Hero Proでは、次の条件が比較的バッテリーがもつ。
- 「タスクを自動的に整理する」からTasker、Autoinput、エッジジェスチャーを除外。
- Autoinput、エッジジェスチャーにフルコントロール権限を与える。
- バックグラウンドでの動作はTaskerとAutoinputに許可する。
- お天気アプリ自動更新をTaskerにさせる。
- 腕を上げたときの画面点灯時間が2秒で短すぎることへの対応は、かなりバッテリー消費が増加してしまう、、我慢するしかないかなぁ?
Rollme Hero Proが1000mAhのバッテリー積んでる(だろう)割りには駆動時間が確保できないので足掻いてみた。
Rollme Hero Proのフル充電での容量
チェッカーで計ってみた。残量0%から電源オフでフル充電。
結果は約1000mAh、約5000mW。待機状態での消費電力は不明ですが、Prime2なんかは同じ測定方法で残量11%から1450mAh/6800mWくらいですので、たぶん積んでるバッテリーは3.7V 1000mAhくさい。1600mAhでは無いッス。
Rollme Hero Pro バッテリー消費の様子
ためしてる。
使ってる状況
- SIMあり。Wifiなし、Bluetoothあり、rise on screen(腕を上げると点灯する)あり。GPSあり。
- 画面輝度最大。
- スマホとの同期はWatchDroidAssistantを使用。なんと、デフォルトの同期アプリGaofit向けのアプリは、International FAW ファームウェアのごとく、起動時にバッテリー食うからやめた方が良いよ!って言う。
導入アプリは、
- エッジジェスチャー
- Tasker
- Autoapps
- Autoinput
- ファイルマネージャー+
- Googleレンズ
- wnn
- YouTube
- YouTube Music
- WatchdroidAssistant
自動タスクキル除外は、
- エッジジェスチャー
- Tasker、Tasker Second Apps。これは同時に除外しないといけないみたい。
- Autoapps
- Autoinput
- YouTube Music
- WatchdroidAssistant
消費電力が増大してる部分は自動タスクキルをオフにした部分。結構効いてます。安定状態でだいたい、3%/hrの消費電力で、30時間超がおおよその稼働時間かなぁ?
続きたい。
Rollme Hero Pro ファーストインプレッション
買った。別名ckyrin M10 pro、かしら。
スペックとか
- MT6762V。ちょっと周波数が低めで押さえられたMT6762かな? MediaTek Helio P25だそうな。
- 4GB/64GB。
- 400x400 IPS液晶。1.6inch。
- バッテリー公称1600mAhだがたぶんそんなに積んでない。例のごとくシステム情報が書き込まれてない模様。ワザとか。
- 気圧計搭載。LEM8以来のやつ。
- Androidバージョン自称10.7。
- 公称IP68。ちとSIMスロット周りが怪しいが、全体的に防水性はありそう、かなぁ?
- なんかセラミックベゼルって箱に書いてあるけどほんまかいな。
- なんとダイブモードアプリ、ようは泳いだりするときのアプリが入ってる。ちょっとビックリした。
- カメラは5MPと2MPっぽい。間違っても13MPではない。
- バンド幅は22mm。
- マルチタッチ。
外観とか
左にあるのはKospet Optimus2。付属品は充電兼データケーブル(POGOの4ピン、LEMFO LEM14やOptimus2と互換性が有るタイプ。間隔がせまいやつ)、ドライバー、交換バンド。意外にも画面にはデフォルトでの保護フィルムが貼ってないし予備のフィルムも入っていない。
左がrollme hero pro、右がOptimus2。Optimus2より地味に一回り大きい。
横の比較。rollme hero pro はボタン一個のLEMX方式。
SIMスロット開けたところ。パッキンあるが、蓋とパッキンの間に距離があってここに水溜まりそう。
他の感想
- 中国語でセットアップされててリセットすんのに戸惑った。
- なんでかTaskerが自動タスククリーン(旧Back Ground Cleaner)の対象から外せない。
- wlanになんかバグなのか、へんなエラーのアクセスポイント名が見える。
- デフォルトのお天気アプリの動作が変な気がする。気のせいかな…。
続きたい。
Taskerに移行する
さて、Automateは簡単にマクロが組めて素晴らしいアプリなんですが、どうもVer1.31.2くらいから消費電力が増大してしまっているようです。悲しい。
仕方ないので本格的に最強のマクロアプリ、Taskerへの移行を頑張ってみることにした!
動作にはTaskerの他に、Tasker Pluginの「Autoapps」、「Autoinput」が必要です。
ストックランチャーで無理やりscreen on rising後の点灯時間を調整する
https://drive.google.com/file/d/1N3pGGzeM5YJs0rpieniaFCdYHX7zL1F_/view?usp=drivesdk
画面の四隅にクリックを入力する、簡易UI
https://drive.google.com/file/d/1NLqMlTVHaulStg24dd1mKwZewGNGj6ux/view?usp=drivesdk
タスクのうち、GetResolution and Setbarは四方向に半透明のバーを表示します。疑似エッジジェスチャーみたいな。
- 左バー: 右にスワイプで戻る。長押しで5秒間消える。
- 上バー: 下にスワイプでnotification barを引き出す。タッチでWatchdroidAssistantを起動。
- 下バー: タッチで四隅のがへのタッチボタンが配置されたUIを呼び出す。詳しくは下参照。上へスワイプでGoogleSearchBox起動。Googleアシスタントやね。
- 右バー: ダブルタッチでシステムロック。シングルタッチでなんか起動する。左へスワイプでホーム入力。
GetResolution and SetDirectは四隅への入力他、わいが使う機能をボタン配置してるアル。
上の段左から、右に、
- 左上をクリック
- 右上の二番目あたりをクリック
- 右上をクリック
- 真ん中の段、ピンチイン
- このUIを破棄する。長押しするとボタンクリックしても消えなくなる、またはボタン押すと消えるようになる。
- 真ん中の段、右、ピンチアウト。
- 左下をクリックする。
- 画面上の「音声検索」ボタンをクリックしにいく。YouTubeやらで出てくるマイクボタンやね。画面上に音声検索ボタンが無い場合、Googleアシスタントが起動する。
- 右下をクリックする。
なお、Prime2の解像度450x 450にも、LEM14みたいな解像度400x400にも対応してる。
タスクBreakBarsはGetResolution and SetBarでセットした四辺のバーを破棄する。
タスクDouble Tapはダブルタッチでの動作をやりくりするタスクで、単体実行しても特に意味はない。
シェイクで色々動作させる(作りかけ)
https://drive.google.com/file/d/1BnNl7Q7D7KRgZG3JuSGVbVvtrZmm4r3k/view?usp=drivesdk
1回シェイクすると「Shake1」てtoast表示する。1200ms以内に2回シェイクすると「Shake2」て表示して動作モードに入る。動作モードで1回シェイクするとWatchdroidAssistantを起動して通知履歴に入る。そこでさらに1回シェイクすると下から上スワイプ、2回シェイクで上から下スワイプ。
なお加速度センサーを使ってるんやけど検出時間間隔が100msが下限のようなのであんまり速くシェイクしても検出出来ない。作りかけのため、あとは適当に弄って見てください。
Kospet Optimus2をセットアップする
セットアップのメモ。
補足)Kospet Optimus2のOS
FAWファームウェアが公開されてるLEM14やらPrime2なんかとは違い、結構なバグが多い奴。具体的には、
- Googleカレンダーなど一部のアプリがクラッシュする
- ダイアログ表示も一部クラッシュする
- rise on screen (腕を上げると点灯させる奴)の時間が約2秒と極めて短く、調整できない →マクロツールで対応可能
FAWファームウェアが使える機種に比べると現時点では一歩、いや5、6歩くらい劣ると言えます。
2021.08.11追記)
Optimus2用のFAWファームウェアが公開されています(ベータ版だけど)。導入は自己責任ですが、元のファームウェアでは使えないGoogle系アプリが使えるようになったり、一部クラッシュするアプリが使えるようになったり、バッテリー消費量が改善されたりしています。デメリットとしてフェイスアンロックや睡眠分析アプリが使えませんが、ほぼAndroid10そのもの(+改善)といった内容ですので、個人的には使わない理由がない代物です。導入にはローカルアップデートからFAW-V1.0を導入し、その後再度ローカルアップデートでV1.2(最新の奴)を入れることになります。マジ快適。
まずwifiを使えるようにする
ちまちま時計上からキーを打ち込む。なお、GaoFitで同期させれば「補助入力」からスマホで入力も可能、なんですが、GaoFitとOptimus2の連携が怪しいので、使えないかもしれない。
なお、wifi接続したあとに真っ先にOTAアップデートします。設定→デバイス情報→ワイヤレスアップデート。OTAアップデート後は、ファクトリーリセットが推奨されています。
Googleアカウントを同期させる
アプリ導入の為、Googleアカウントを同期させます。設定→Google。怪しげなデバイスからログインがなされます。
WatchDroidAssistantをインストールする
デフォルトの通知アプリGaoFitは非常に使いにくいので、代替アプリであるWatchDroidを使います。Google Play Storeから時計側にWatchDroidAssistant、スマホ側にWatchDroidPhoneをインストール。設定してスマホの通知が届くやうにする。WatchDroidはフルAndroidスマートウォッチでのほぼ必須アプリ。これでBluetooth経由して通知を同期できる。
ユーザー補助から3回タップで拡大をオンにする
なんでかユーザー補助設定へ普通には入れないので、Googleアプリから「ユーザー補助設定を開いて」とVoice commandします。すると拡大表示があるのでそれをオンにします。これで画面を3回タップすることで拡大表示できるようになります。
これで最低限の環境は出来上がりました。
Automateにて色々する
フルAndroidなんだから自分で色々したら良いじゃないの。わたしはメインにマクロアプリのAutomateを使用しているのでそれをインストールして快適に使えるようにします。
Automate Ver 1.26.0でのFlow Shortcutが作成出来ない件、その2 - diablo3cs’s diary
Full Android Watchをジェスチャーで操作する V. 3.58くらい - diablo3cs’s diary
Kospet Prime2、Rogbid Brave Proなどで腕を上げて画面オンの時間を強制的に設定する - diablo3cs’s diary
Kospet Optimus2の初期レビュー
買った。
Kospet Optimus2とは
Rogbid Brave Pro (LEMFO LEM14)、LEMFO LEM12pro、Kospet Prime2なんかと同じ、MediaTek Helio P22(MT6762)搭載のフルAndroidスマートウォッチなんだが、トラッキング用兼Bluetooth Low Energy通信用にPAR2822というチップを積んでる。またソニーの13MPイメージセンサーを回転式で搭載してる奴。Kospet Prime2の兄弟みたいな。
- SoCはMTK6762 +PAR2822のデュアル構成。簡単にいえばKospet Optimus初代と同じような構成アルが(あっちはMT6739とnRF52840)、PAR2822がBLE通信の他に心拍数及び血中酸素濃度測定なんかを担当することで常時測定しててもバッテリー消費が少なくなった?かもしれないアル。なお、正確に心拍数や血中酸素濃度が計れるとは限らないアル。信じるものは救われるアル。お試しで散歩してみたら心拍数180とか出たアル。わいは死ぬ。
- RAM 4GB、ROM64GB。
- Android10搭載。Androidモードのほかにブレスレットモードを使用可能。このブレスレットモードは、フルAndroidから通信関係をオフにした構成みたいで、ブレスレットモードでもウォッチフェイスが使用可能。Optimus初代みたいに別チップが別なOSを走らせるのとは違う。つかPAR2822にたぶんそんな能力はないと思う。切り替えも数秒で済み、お手軽だが意味あるのか聞かれると難しい。とりあえずブレスレットモードならかなりバッテリーがもつ、らしい(わいはまだ未検証)。ブレスレットモードでもBLEでの通信は可能で、スマホ側の専用アプリGaoFITから通知は受け取れる。受け取れるがGaoFitはwiiwatch2時代と変わらず機能が死んでるので、、まぁMT6762のBluetoothをオンにする必要があるが、WatchDroid使おう。
- 画面は1.6inch IPS 400x400。Kospet Prime無印以降の標準アルね。最大輝度での明るさはPrime2のほうが断然明るいッス。夏の日差しでギリギリ見えるかどうか。
- 13MP回転カメラ、フラッシュライト付き。このカメラセンサーはPrime2と同じもののようです。なお、ソフト画素数ではなく実際にセンサーが13MP持ってるので他のフルAndroidスマートウォッチとは段違いの性能、のはず。はず。多くの場合は0.2MPくらいのセンサーをソフトでアップスケールして2MPとか名乗ってる、って聞いた。とはいえ過度の期待は禁物。わいはカメラ使わないから詳しくは知らぬ。
- バッテリー1260mAh。Primeと同じかな。
- nano SIM刺せるよ!4Gで通信出来るよ!
- 防水なし。ただし後述のようにSIMスロットにはパッキン付いてる。回転カメラの根元のフレキ周りが非防水くさい。
開封とか
箱。いつもの。
中身とか。わいが買った奴には充電ベースは付いてなかった。入っていたのは、取説、予備画面保護シール、SIM蓋開ける用ドライバー、POGOの4PIN充電ケーブル。充電ケーブルはLEM12pro、LEM14なんかと互換性あり。LEM13とかとは互換性なし。Prime2の充電ケーブルはおなじ間隔のPOGOなのに極性が逆なのでとり違いに注意。
他のと並べた様子。左からKospet Prime初代、Prime2、Optimus2、Rogbid Brave Pro(LEM14化済み)。ほぼLEM14と同じサイズ。なお画面下の液晶コネクタが入ってると思われる出っ張りはだいぶ小さくなった。
横。
裏面。左がOptimus2、右がRogbid Brave Pro。背面にSIMスロットが無くなったので汗で死ぬ可能性が下がった。いちおう、血中酸素濃度が計れることになってるので光学センサー部は心拍数用の緑のほかに赤にも光る。
防水がnot supportなんだがいちおう、SIMスロットにはパッキンはまってる。
なお、PAR2822でまともにアクティブトラッカーとして使えるようになったか?というと
現時点では諦めたほうか良さそう。なにせ心拍数キチンと計れてる気がしないし、GaoFitには履歴見る機能しかないのでGoogle fitに同期させるなんて出来ないし、もう悲しいので夢はみない方がよい。
せっかく買ったので続く。